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インターナショナルスクール 親の年収と職業。庶民でも乗り切る格差

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幼稚園から高校まで3校のインターへ通ったmomoですが、想像以上の格差を思い知ることになりました。親の職業・車・夏休みの過ごし方・私服。なにから なにまで我が家は最下位だったのです。分かってはいたけれど・・・

父親の職業

外国人の場合は 大使館・誰もが知っている会社の社長・商社などなど

日本人の場合は 経営者・医師・パイロット・商社・外交官などなど 

幼稚園から高校までインターへ通えば4000万円ほどかかりますし、兄弟・姉妹で通えば2倍・3倍となります。学費だけではすみません。クラブ活動で海外遠征などもあります。そういった金額をすんなりと払えるわけですから、それなりの収入があるわけです。人生勝ち組、すごいですね と言ってしまうような職業についています。その中でも密かにランクがあります。なんといっても経営者がダントツなのです。医師やパイロットでも雇われているならば、収入はある程度限られてしまいます。ママ達の会話でも、「ウチは会社員ですから・・・」と謙虚になってしまうのです。我が家の夫も会社員ですが、同じ会社員とはいえ全く違う世界なのに です。

母親の職業

外国人も日本人も専業主婦が圧倒的に多いです。働かず、その時間を子供の教育に使っている感じです。学校への送迎もそうですし、ママ会などで情報交換をしています。

もちろん働いているママ達もいますが、主に経営者です。例えばエステやアパレルショップの経営などです。その他 お料理教室やフラワーアレンジメントなどの教室を開いていたり、会社員のママは圧倒的に少なかったです。みなさん自分の仕事に誇りを持っているママばかりでした。私がパート勤めだとはとても言えません。

外国人の場合 わりと型式の古い日本車又はハイブリット車に乗っている人が多かったように感じました。永住を考えていなければ中古で十分なのかもしれませんし、車にこだわりがないのかもしれません。

日本人の場合 外車が90%、レクサス10% これに当てはまらないのは我が家だけです。登下校の時間になると校門付近には外車がが列を作ります。1000万円を超える車で送迎も当たり前の世界なのです。

服装

外国人の場合 一言でカジュアル。Tシャツにジーンズなど、あまり飾り立てている人は少なかったです。

日本人の場合 全身エルメスやシャネルなど、はっきりとブランドがわかる服やカバンなどを身につけている人と、ロゴなどは目立たないけれど、あきらかに質の良さそうなものを身につけている人で半々くらいに分かれていました。ブランドが好きなママの子供は幼稚園児であっても、全身ブランドを身につけています。成長してすぐに着られなくなってしまうのに、と心配するのは私くらいですね。

保護者会などでスクールに出向くときは、私もワンピースなど新調したり頑張りましたが、どう逆立ちしたところでかなうはずもなく、途中から諦めて、なるべくブランドがわかりにくい服 を選ぶように心がけていました。

長期休みの過ごし方

スクールの長期休みといえば、夏休みが2ヶ月半、冬休みが1ヶ月と日本の学校よりも長い休みがあります。特に夏休みは学年が変わる節目となるので、宿題は出ません。インター生は普段とても忙しく過ごしているので、長期休みの間はそれぞれ計画を立て充実した休みを過ごします。

外国人は家族でお国へ帰ったり、逆に日本を旅行したりしていました。

日本人は低学年のうちは家族で海外旅行や、国内でサマースクールに参加したり、別荘でのんびり過ごすという人もいます。高学年になると大学進学のため、進学したい国のサマースクールへ行ったり、海外へボランティア活動に出かける子もいました。

休み明けは どこへ行ったかなど楽しい話で持ちきりです。ある年、海外の別荘へ行ってきたというママが「今年は飛行機の手配が遅れて、エコノミーしか取れなかったの。もう疲れちゃったわ」と言うのを聞いて、エコノミーしか乗ったことがない私は改めて格差を感じたのでした。

ママはパートに行くからお昼はレンジで温めて食べてね と留守番しているのはmomoくらいですね・・・

お小遣い

各家庭で教育方針があると思いますが、お小遣いにも格差は広がります。

中学生くらいになると家族カードを持っている子もいます。学校帰りに家電量販店により、PCや最新のゲーム機器、ヘッドフォンを買うなど、欲しいものはすぐ手に入る状況にあります。Amazonで簡単にポチる子もいますし、お小遣いの限度額が庶民の私からは想像もできません。

小学校の遠足も日本の様に、いくらまで などの決まりはありませんから、お土産も自由に買うこともできますし、お菓子の制限もありません。全てが自己責任となります。行った先で金額を気にせずに、高価な物を買う子もいます。

上記のように制限なく使っている子もいますが、反対に どんなに親がお金持ちであっても、お小遣いは世間一般的な額をもらっている子もいます。お金の大切さや、決まった額内でのやりくり の勉強のためかもしれませんね。

お小遣いに関しては親の教育方針によって極端に分かれますが、momoのように教育方針うんぬんの前に、制限付きが決まってしまっている子はいないと思います。

格差はあっても乗り切れる

なにから なにまで我が家とは別世界の人達と同じ学校へ通っていたわけですが、なんとかなります。なりました。虚栄心さえ捨てれば良いのです。同じように車や服を合わせようとしたところで、とてもかなうわけがないのですから。

庶民だからといって、バカにされることもありませんでしたし、momoもいじめられたりもしませんでした。まさかセレブな世界に庶民が紛れ混んでいるとは思わなかったのかもしれませんが、高校を卒業した今でも連絡を取り合い、男女問わず仲良く集まっています。私もママ会にも呼んでもらっています。

インターですから、国籍問わず、人種問わず、そして貧困問わず ですかね。究極の節約をしながらのインターへ通いでしたが、あまり肩身の狭い思いもせずに通うことができましたし、違う世界をのぞくことができて良かったなと思っています。

momoにとっても上の世界を見られたことは、向上心に繋がれば良いなと期待しています。

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