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ホームステイ6歳で行くアメリカ 将来の夢が変わるきっかけ

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5歳で初めてのアメリカ、初めての親元を離れてホームステイを経験したmomoは1年後の夏休み2ヶ月半を、またしてもアメリカホームステイへ出発します。今回はどのような経験をし、成長が見られたのでしょうか。

目的

第1の目的

この頃のmomoの夢は宇宙飛行士でした。私は、はいはい 今のうちに好きなだけ夢を見なさい いずれ現実を思い知るのだから と、とても6歳の子供には言えないことを内心思っていました。とはいえ絶対になれないとは決まっていません。ひょっとして万が一 ということも、あるかもしれません。そこで、今回のホームステイ中に、カリフォルニアからアメリカを横断し、フロリダまで行くことになりました。実際のロケットなどを見学に行きます。

第2の目的

やはり英語力の強化です。この頃は1年生から2年生になる夏休みです。すでにネイティブ同様の発音で年齢相応の会話をしますが、2ヶ月半もの長い休み=日本語のみ の世界が続くと、英語力も落ちてしまうのではないかと心配になります。他のインター生もサマースクールや、海外へ出かける親子も多く、かといって我が家では家族全員の旅費を払うのであれば、その分momoに何度かに分けて体験をさせたかったので、1人で行かせることに決めました。1人といっても赤ちゃんの頃から教えてもらっている英語の先生ご家族と一緒です。

第3の目的

1年前に行った際にお世話になった、先生の親戚やおばあちゃん達に会いに行くこと。なぜだか、ずっとそこで育ったかのように馴染んでしまえるほど、可愛がってくださったみなさんに会いたい、momoの希望でした。

現地での生活

カリフォルニアのご家族と、いたって普通の生活を送ります。スーパーで買い物をし、お菓子をねだって買ってもらったり、料理のお手伝いをしたり、お庭でバーベキューをしたりとアメリカの生活を楽しみます。芝刈りをするダディの横でバスケをしたり、水族館や遊園地に連れて行ってもらったりとmomoにとってパラダイスの生活でした。なので今回もホームシックにかかるどころか、口うるさい親がいなくて伸び伸び楽しんでいる様子でした。

いざヒューストンのNASAへ

カリフォルニアからヒューストンへアメリカ横断の旅が始まります。途中のグランドキャニオンやラスベガスに寄り、ホテルに何泊かしながら先生のご家族・親戚とのドライブはとても楽しかったそうで、後にビデオや写真が沢山届きました。日本にはない壮大な景色を堪能し、心も大きく成長してくれることを期待します。

NASAでは見学用の施設があり、ロケットのエンジンやミッションコントロールセンター、実際の宇宙服なども見学でき、momoの将来の夢のビジョンができたのではと思っていました。日本に帰ってくるまでは・・・

フロリダのケネディ宇宙センターへ

次に向かったのはフロリダにあるケネディ宇宙センターで、当日打ち上げの予定でした。実際には遠くからになりますが、打ち上げの瞬間を大勢のアメリカ人と一緒に待ち侘びます。カウントダウンをし、ロケットが打ち上がると大きな歓声が上がったそうです。momoもその瞬間に立ち会えたことを、鼻を膨らませて話してくれました。

夢の変更

そんなふうに楽しい2ヶ月半をアメリカで過ごし日本に戻ったmomoですが、急に「やっぱ宇宙飛行士になるの やめた」と言い出したのです。物心ついた頃から宇宙飛行士になりたいと言ってきたので、TVや映画もそれにちなんだものを見せたり、今回のホームステイでもわざわざNASAまで連れて行ってもらったのに です。理由を聞くと たった一言、「リスクが大きすぎるから」と。どうやら間近で見学をしたことで、かっこいいだけでなく危険が伴うことを理解した様でした。6歳の子供から「リスク」という言葉が出たことで、笑ってしまいましたが、私からすればがっくりです。

で、で、何に変更したのかというと、パイロットでした。空港で見かけたパイロットがカッコよかったから と・・・

子供ってこんな感じですよね。将来の夢だって急に変わります。結果的にこれがきっかけとなり、現在アメリカの航空大学でパイロットになるべく訓練中です。

親ができること

全力で子供の夢を応援すること だと思っています。宇宙飛行士の時には、「momoならなれるよ」と言い続け(心では無謀な夢だとわかっていても)、常に宇宙に関することにアンテナをはり、momoに見せたり聴かせたり、実際に行ってみたり。NASAだけでなく日本にある施設にも沢山出かけました。実際の日本人宇宙飛行士にもインタビューする機会もありました。

それでも急に夢が変わる。それならば親のアンテナの方向を変えるのみです。

パイロットに変わってからは、空港へ飛行機を見に行ったり、飛行機に乗る機会があればコックピットに入れてもらったり、格納庫の見学させてもらったりと、シフトチェンジです。

まだ航空学部在学中ですから夢が叶ったとは言いきれませんが、あと1歩のところまで来ました。どんな無謀と思える夢であったとしても、全力で応援していれば子供も夢へ近づいていけるのでは と思っています。

アメリカホームステイ2回目、親の期待を見事に大きく外してくれましたが、貴重な体験、一生思い出に残る体験ができたのではと思っています。そういう意味では今回の6歳ホームステイも成功といって良いかもしれませんね。

英語力は伸びたのか

日本に戻って1週間ほどは日本語を忘れていましたが、昨年と同じようにすぐにバイリンガルに戻りました。この頃によく読んでいたのはハリーポッターを原書で読んでいました。かなり厚みのある本です。当時の大統領オバマ氏の演説も理解しているふうに(ふうに)聞いていました。とは言え6歳ですから実際にはどこまで理解しているのかは謎ですが。やはり2ヶ月半を英語しか目にしない、耳にしない環境で過ごしたことは、英語力もかなり伸びたのではないかと感じました。

こうなったら毎年でも行かせたくなってしまいます。ということで、7歳の夏休みもアメリカとカナダへ行かることになります。

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