CDをかけているだけでは物足りない気がしてきた私は、自宅近辺の英会話スクールを探し始めます。
でもどこを探しても、そんな小さな赤ちゃんに教えてくれるスクールはありませんでした。
それでもめげずに探していたある日、ひらめいたのです。そうだmomoを連れて私が習えばいい!(私が習うフリをすればいい!)
そうして、アメリカ出身の先生のご自宅で体験レッスンを受けることになりました。
本心は私が習いたいわけではないので、フリートークでお願いしました。
日本語はほとんど話せない先生でしたが、ゆっくり単語1つ1つ区切って話しかけてくれます。
それでも ? ばかりですし、先生が話す時にmomoに聞かせるようにしていると、
もしかして、この子に聞かせたいの?と言ってくれたのです。私は大きな声でYESを連発しました。
そうやってめでたく(?)momoのレッスンがスタートすることなったのです。
翌週から週に1回1時間、本格的に通うようになったmomo。
本格的と言っても首が座ったばかりの赤ちゃんです。
先生は抱っこしながら、話しかけてくれます。泣けばあやしてくれたり、時にはオムツを替えてくれたり、英会話のレッスンというよりベビーシッターのようですが、momoの動作や感情に沿った言葉掛けをしてくれるので、私が求めていた そのもの でした。
こうして家ではCDをひたすらかけ、週1回は先生宅へという生活が始まりました。
この頃はどんな方法が良いのかわからず、そして成果がでるものなのか先も見えずでしたが、とにかく思いつくままに、突っ走っていました。
後にこの先生との出会いが、momoにとって人生の中で大きな、かけがえのないものになります。
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