3歳になる少し前、幼稚園探しを始めます。家から一番近い場所にするのか、園バスが可愛いところに決めるのか、カリキュラムが魅力的なところにするのか・・・迷いました。
どこも魅力的ではありますが、バイリンガルに育てたいと奮闘中ですから、やはり英語に力を入れている幼稚園が第一希望となります。
そこで思いついたのが、アメリカ軍基地内の幼稚園です。関係者以外でも通えると聞いた記憶があったので、早速問い合わせてみます。それはもうドキドキです。英語で話すしかないよね・・・伝わるだろうか。
運よく日本語で対応してもらえましたが、残念ながら定員がいっぱいとのことで、断られてしまいました。
そこで、英語で保育してくれる幼稚園=インターナショナルスクールを思いつくわけです。
今思えば、この頃はインターナショナルスクールというものを、よく理解できていませんでした。英語を話せるように・バイリンガルになれるように通わせたい そうなふうに考えていました。(後にこの考えは大間違いであることに気付かされることになります)
家からわりと近い場所に できたばかりのインターナショナルスクールを見つけました。まだ生徒は少なく、ネイティブの先生が何人かいる小さな幼稚園です。見学に行ってみると、校舎の中はカラフルな壁やカーペットに机、置いてある英語の絵本。そして窓の外には海が広がり、まるで外国の幼稚園のようでした。そしてインターナショナルスクールでは珍しい、スクールバスもあるのです。私もmomoもとても気に入って入学を決めました。
入学したばかりの頃は1クラスの小さなスクールでしたが、1年もたたない間に先生も生徒も増え、ウエイティングリストといって、空きを待つ生徒がでるくらい あっという間に規模が大きく人気のスクールとなり、運が良かったなと改めて思っています。
さて費用ですが、日本の認可幼稚園であれば月に当時3〜4万円前後といったところでしたが、通い始めたインターナショナルスクール(幼稚園)は、10万円+ランチ代+バス代、その他施設使用料のようなもの、教材費に遠足などは別途。行事の際にかかる費用も必要になってきます。もちろん最初に入学金や制服代も必要です。
これは我が家にとってはとても高額ですが、このスクールの素晴らしさを考えれば決して高い金額ではありません。
あまり深く考えず一目惚れしたスクールへ入学したmomoでしたが、それで良かったと思っています。なぜなら良く考えていたなら、良く理解していたなら、無謀ともいえるような行動はできなかったはずです。
一般的にインターナショナルスクールは英語を話せるようにするための学校(園)ではありません。英語で授業を受ける=英語ができる人が通う学校です。
生徒だけでなく両親も先生との会話は全て英語になります。学校からのお便りも英語、ママ友とのお茶も英語なのです。
ただmomoが入学したスクールでは、とても寛容で日本人スタッフが通訳をしてくださったり、日本人ママに助けられたりと、卒業するまで楽しく過ごすことができました。
スクールでの様子などは次回以降、綴っていきたいと思います。
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